2025年2月西三河不動産市況
ご覧いただきありがとうございます。SUMiTAS安城店の事務です✨
2025年になり早3か月が経過しておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は最新の(2025年2月)、地域別不動産市況をに発信していきます。

目次
- ○ 安城市全体の不動産市況
- ○ 刈谷市全体の不動産市況
- ○ 高浜市全体の不動産市況
- ○ 碧南市全体の不動産市況
- ・いかがでしたか?
安城市全体の不動産市況
安城市は名古屋へのアクセスが良いとして知られています。
全体的に安定感がありますが、エリアや物件タイプによって動きが違います。
JR三河安城駅や名鉄新安城駅周辺のような交通利便性の高い地域では、新築マンションや戸建ての需要があり、価格も比較的高めに推移しています。
特に、リニア中央新幹線の開業を見据えた期待感から、投資目的で物件を探す人も増えている印象です。
戸建は、新築戸建ての着工数は以前ほどの勢いはないですが、ファミリー層を中心に一定の需要があります。
例えば、安城市の南部や桜井地区あたりは、子育て環境が整っていて人気があります。
ただ、価格帯は土地だけで約2600万円~3800万円、中古物件でもリフォーム済みだと約2800万円前後が相場で
数年前より値上がりしていますが急激なバブルというほどではないイメージです。
一方で、北部や農地が残るエリアでは、空き家が増えつつあり、売却物件が値下がりするケースも見られます。
今後金利動向や資材コストの上昇が気になります。
もし金利が上がれば、住宅ローンの負担が増えて買い控えが起きる可能性もあります。
一方で、トヨタ関連の企業が多い地域なので、雇用の安定感が市場を支える要因にもなっています。
刈谷市全体の不動産市況
刈谷市はトヨタ自動車、デンソーなど大手企業の拠点が近いことで雇用の安定感が不動産市場を支える大きな要素になっています。
全体的に需要は堅調で、特にJR刈谷駅や三河安城駅周辺のような交通の便が良いエリアでは、住宅や投資物件への関心が高いです。
新築戸建てだと土地込みで約3500万円~4500万円台が多く、中古物件なら約2500万円前後が相場。
住宅市場では、ファミリー層や転勤族からの需要が目立ちます。
東刈谷や野田町あたりは学校や買い物環境が整っていて人気があります。
ただ、供給面では新築の着工数が少し落ち着いてきていて、土地価格の上昇も緩やかになってきた印象です。
駅近の土地だと坪単価約50万円~70万円、郊外だと約30万円台に下がる感じです。
一方で、空き家が増えているのもあり、特に築30年以上の物件は買い手がつきにくい傾向があります。
今後、金利が上がると住宅ローンの負担が増えて買い控えが出る可能性はあります。
ただ、建築コストの高騰や資材不足が価格を押し上げるリスクもあるので、様子見の人も多いです。
高浜市全体の不動産市況
高浜市は工業が盛んな地域として知られています。
特にトヨタ系の企業が多く、刈谷市や安城市と並んで製造業の影響が強い街です。
全体的には安定していますが、働く人たちのニーズに支えられている部分が大きいです。
たとえば、名鉄三河高浜駅周辺や吉浜駅近くのは単身者、ファミリー層向けの住宅需要があります。
新築戸建てだと土地込で約2500万円~3500万円、中古物件なら約1500万円~2000万円台が相場です。
住宅市場では、工場勤務の転勤族や地元で働く若い世代がメインの買い手。
南部や高浜港近くは住環境が整っていて、子育て世帯にも人気があります。
ただ、駅から離れた北部や農地が多いエリアだと、空き家が少し目立ってきており、売りに出ても買い手がつきにくいのが現状です。
土地の坪単価は駅近だと約40万円前後、郊外だと約20万円台が多く見られます。
今後は、高齢化と2025年問題。
後期高齢者になることで、相続で不動産が市場に出る可能性が高まりますが、高浜市の場合工業が支えになってるので
急に供給過多になるとは限りません。
金利が上がったり建築コストが高止まりすると、新築の動きが鈍って中古市場に影響が出るかもしれません。
逆にトヨタ関連の雇用が堅調なら、住宅需要もある程度キープされそうです。
碧南市全体の不動産市況
碧南市は工業が盛んな地域として知られています。
トヨタ系の企業や関連工場が多く、働く人たちの住宅需要が市場を支えています。
最近の市況を見ると、全体的に安定感はあるものの、爆発的な成長というよりは「堅実」な印象です。
例えば、名鉄三河線の碧南駅や北新川駅周辺では、ファミリー向けの戸建てや単身者向けの賃貸物件に一定の需要があります。
新築戸建てだと土地込みで約2500万円~3500万円、中古物件は約1500万円~2000万円が相場です。
住宅市場では、子育て世代や転勤族が主な買い手。
特に大浜地区や中央小学校区あたりは、学校や生活環境が整っていて人気があります。
土地の坪単価は駅近だと約40万円~50万円くらい、郊外にいくと約20万円台に下がる感じです。
ただ、農地が残るエリアや北部では空き家が増えていて、売りに出ても値下げしないと動かない物件もあります。
今後、碧南市の強みである工業の安定感が鍵。
トヨタ関連の雇用がしっかりしていれば、住宅需要もある程度キープされます。
2025年問題で高齢化が進むと、相続物件が増えて供給過多になるリスクはあります。
特に地方寄りのエリアではその影響が出やすいかもしれません。
逆に、金利上昇や建築コストの高騰が進めば、新築の動きが鈍って中古市場が活性化する可能性もあります。
碧南市の不動産市況は「工業に支えられた穏やかな市場」
派手さはないですが安定感があります。
いかがでしたか?
現在引っ越し価格も上がり、建築費、人件費、も高騰化しています。
金利の影響はこれからあるのも懸念すると買い控えが多くなるのが現状です。
ただ、駅まで徒歩約10分以内、周辺施設への距離徒歩10分以内など。
安城市に関してはららぽーと安城付近だと今後売れる可能性はあるのではないかと注視しております。
次回は知立市について市況していきます。
今後の地域別市況にはなりますが特徴がありその都市で売り方、買い方は変わってきますので
是非ご不明点などありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。